形式 | ローター 寸法(mm) |
処理能力 (毎分/L) |
電源 (V/AC) |
底部面積(mm) | 高さ(mm) | 重量(Kg) | Motor(Hp) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
V-2 | 50.8 | 0.1〜2 | 100-200 | 230×230 | 635 | 10 | 1.6 |
V-5 | 127 | 8〜24 | 200-400 | 305×305 | 760 | 70 | 2 |
V-10 | 254 | 40〜120 | 200-400 | 610×610 | 1220 | 340 | 7.5 |
V-16 | 406 | 150〜350 | 400 | 915×915 | 1830 | 1360 | 30 |
V-20 | 508 | 320〜800 | 400 | 1220×1220 | 2240 | 1810 | 60 |
CINC液体分離器の利点
設置、運転、メンテナンスが容易であること
- CINC液体分離器は、その重量、サイズに比例して、処理能力が極めて大きく、堅牢で小型であるため、運搬も容易です。
- CINC液体分離器は、ローターの回転速度と、ポンプの流入レベルという、たった二つの制御で運転されます。
- CINC液体分離器は、処理液の流入速度のいかなる変化にも、たとえ流入が一時的にストップしても、自動的に対応します。さらに処理液の混合比率の変化にも自動的に対応します。
- どんな理由にせよ、流入がストップしても、CINC液体分離器は、平衡を維持します。流入が再開されると自動的に分離が開始されます。
- 電源がストップし、流入と回転が停止しても、処理液は分離器の中に残り、電源が入れば直ちに均衡を保った分離作業が開始されます。
- ガスなどの気体は軽量液体回収口から自動的に排出されるので、そのために特別な設備は要りません。気体を完全に処理しなくてはならない場合は、回収口に排気設備を取り付けることは容易です。
- エマルジョン化した混合液体のための添加剤、生産工程上に必要な化合物を投入する必要があるときは、ハウジングに取り付けられた小さな栓から容易に注入できます。
- CINC液体分離器は、作業現場での洗浄、メンテナンスが容易に行えるよう設計されています。
堅牢な構造と高い信頼性
- 膨大な試料分析と無数の実験の結果が、CINC液体分離器の堅牢さと高い信頼性をもたらしました。これにより、高い処理能力、信頼のおける分離行動、設置、運転、メンテナンスの容易さが立証されています。
- 構造は全てステンレススチールから成っています。
- 処理作業の性格から、どうしてもハステロイ等の特殊合金の構造が要求される場合でも、CINC液体分離器が極めてシンプルな機構であるために、どのような特別な注文にも安価にて応じることが出来ます。
- CINC液体分離器には、外部で作業回転する部分が全く無いため、余分なカバーやシールドがありません。
- CINC液体分離器のベアリングは完全にシールドされています。
高性能と低価格
- CINC本社工場(米国ネバダ州)では、各機種の完成品を在庫しており、比較的短期間で納入が可能です。このユニークな液体分離器は20年以上の研究と実験の成果であり、特許で保護されています。
- 分離は極めて正確で、回収された2種類の液体はそれぞれ99%以上の純度を誇っています。
- 2箇所の流入口を備えていること、溶剤、洗剤、抽出添加剤などの注入が容易に行えます。
- CINC社の設計になる、円筒状の攪拌室は、流入液体を最も有効に攪拌します。さらに。超低速攪拌作業だけにも利用できます。
- CINC社が開発した、ユニークなウイア−リングの働きで、ローターは比較的低速で回転し、しかも優秀な分離行動が約束されます。
- CINC液体分離器は極めて静かです。ギア−やベルトは一切使わず、直結の駆動方式と、低速のローター回転のため、運転中でも騒音はほとんどありません。
- 低速運転がもたらすものは、低い電力消費、低い部品消耗度、そして長い寿命です。
- 特殊なアプリケーションのために、複数のCINC液体分離器を連動させる場合、直結運転が可能なため、すばらしい効果を発揮します。中間地点での貯蔵槽も、余分なポンプも不要です。