流出油回収作業例
 
青森県 某事業所

河川にA重油が流出。
所轄消防署で漏洩事業所特定調査を実施。
その結果、某事業所と断定。
地下タンク漏洩検査を実施した。
検査結果から、油の吸い上げ管に漏れがあった。
雪解けで地下の水位が上がり、某事業所敷地内に広がっていった為、当社土壌汚染浄化装置を設置した。

流出した場所が一級河川の為、水質汚濁防止法を遵守し、処理後の水を河川放流するように要求された。
週一回放流水を採集し水質基準をクリアした状態で放流した。
別紙 濃度計量書参照。

汚染浄化装置稼動中

物流出部付近に、簡易井戸を掘り、地下水流を寄せて、地下水と一緒に流出油を回収。

@流出直後の揚水井戸
 流出したA重油が、厚い層になり井戸
 表面が油に覆われている。

A1ヵ月後の揚水井戸
 流出したA重油をほぼ回収。
 作業終了に近づいている。

※2ヵ月後水質汚濁防止法基準数値 (n−ヘキサン)5ppm以下で終了した。

[3/7]